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チーム杉浦なるもの

杉浦さんのインスタレーションは野外であったり、美術館や比較的大きな展示空間で発表することが多い。切り分けた球体やネットや布や変形キャンバス等、構成要素を組み上げて作り上げられている。その表現を支えているのが『チーム杉浦』で、メンバーは杉浦先生の過去の教え子達。年齢もバラバラで、その時に集まれるメンバーで構成されるそうです。

その時々の集まったメンバーは杉浦先生のエスキースを基に、作品の意図を理解し、それぞれが試行錯誤し、お互いの意思疎通を図りながら組み上げて作品にしていく。

サッカーのチームジャパンが招集されたメンバーでゲームを造るイメージだろうか?いや彼らは監督の考えていることを実行できるよう、短期間でありながらも、練習を重ねる。

『チーム杉浦』は搬入現場でいきなりゲームに入るわけだから、杉浦先生は「いつも時間がかかって迷惑をかけるんです」というが、当然だろう!

杉浦さんの作品は彼女の頭の中で構成されたものではあるが、組み上げる過程できっとそれぞれのメンバーの解釈や思いが加わり魅力を増して現れるのだろうと思う。

今回は小さなギャラリーにそのインスタレーションが納まるかどうかわからないが、何より『チーム杉浦』の搬入時の活躍を見るのを楽しみにしています。

写真やビデオなどで記録出来たら、展覧会でも見て頂けるかもしれないのでお楽しみに!

五山の送り火はすべて点火されました

昨日から断続的に豪雨と雷が続き、土砂災害警戒情報が出ている中、危険を顧みず、山に上がっていただき、五山すべてが点火されました。無事仏さんを送ることが出来ました。まさに奇跡的です!

これで「space妙」も勇気づけられた気がしました。

オープニング1の「高田光治展」では、注意を払わずにきた足元に目をやる事に気づき、次回展の「杉浦美佐緒展」では縮こまっていてはいけないと勇気づけられる事でしょう!

近隣の方もたくさん来て下さった初回展でしたので、是非、続いてspaceを活用していただいて、ギャラリーを松ヶ崎に根付かせ       ていただけるよう、ご利用お待ちしています。

 

送り火の「妙・法」は点火出来るでしょうか

高田光治展は記帳していただいた数で260名にのぼり、お陰さまで大盛況の船出となりました。

今は次回展の 杉浦美佐緒独展までの間休廊しております。

そもそもレンタルスペースを目指しているため、活用していただく方がなければ成り立ちません。 様々な方が枠にはまらない形でトライ出来る設定で、思い切ってご自身の持つ何かを発表して見てほしいとの思いで始めたギャラリーです。アートの枠に捕らわれず、研究発表や、自分のコレクション展などや、映像での記録でも、取り合えずご相談して見て下さい。

今日は「送り火」の日です。あいにくの雨で「妙」に点火出来るかどうか心配しています。こちらの「妙」は点火は出来ましたが、燃え続けられるでしょうか? 皆さんのご利用お待ちしています。

高田光治個展 4日目で来場者100名超える!

来場された方は、それぞれが会場いっぱいの作品1点ずつに入り込み想像を膨らませ、高田氏の説明に驚かれお一人お一人がゆっくり時間を過ごされています。案内状で知られた方、新聞で知られた方、ART OSAKAで興味をもたれ、さらにゆっくり見たいと来られた方、また噂を聞いて興味をもたれて寄ってくださった近くの工芸繊維大学の方など、みなさん笑顔で帰られるのを嬉しく思います。

夏休みに入られたお子さんも是非のぞきに来てください!

 

高田光治研究室

先日、大阪芸大の高田光治先生の研究室に伺いました。美術学部の教授の部屋が、まるで生物研究室。

展覧会準備のキノコの作品がうずたかく積まれ、整頓された棚には絵具に代わり、様々な種子類が分別され瓶に詰めて並べられていたり、虫が貼り付けられた作品があったり・・・

虫から始めて種子になり、そしてキノコや粘菌へ、それらが高田先生の表現の素材なのです。

行動美術協会の会員として油絵を描いておられるが、裏の面(どちらが表?)では生物学者といっても良いほどの執着を見せる。

「粘菌を採取するのは大変です。地面にシーツを敷いて腹這いになって、2時間くらいかけて周囲の地面を探し廻るんです。」と。

「粘菌のオスとメスが出逢って生長が始まるんです。」ええ~っ!粘菌って動物だったんですか?(動物という分類ではなく、アメーバー的なもの)

驚きの連続です。

少年の心で森の中の生物に触発され、徹底的に収集し調べ・・・その生物の内側に心を向け、高田光治の世界を造り上げる。少年と学者とアーティストが三位一体となって作り上げられた作品達は、それら一つ一つに目を凝らした瞬間に、誰もがポエムを書きだす事でしょう!本当に興奮しっぱなしでした。

このワクワク感を早く皆さんに見てほしい!そんな思いに満たされて帰途につきました。